基本情報
この情報は 解放特許情報データベース を参照しています。
https://plidb.inpit.go.jp/ordinary/search/1
出願番号 | 特願2016-068046 |
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出願日 | 2016/3/30 |
出願人 | 学校法人北里研究所 |
公開番号 | 特開2017-176033 |
公開日 | 2017/10/5 特許第6810529号 |
発明の名称 | 冷凍食品の解凍方法及び装置 |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 機械・部品の製造 |
適用製品 | 冷凍食品、特に冷凍鮮魚肉及び冷凍畜肉の解凍方法及び装置 |
目的 | 魚肉類の解凍時に細胞膜破壊を防ぐことにより旨味成分を含む水分の流出(ドリップ)を防ぎ、原体状態を極力維持し高品位な味を保つことができる、居酒屋や小料理店、レストラン等の飲食店及び食品加工、販売等の食品店及び一般家庭向きの小型で簡便な解凍装置及び解凍方法を提供する。 また、解凍時に解凍対象物に生息する病原菌を殺菌し、安全で高品位な魚肉類を短時間で解凍する解凍装置及び解凍方法を提供する。 |
効果 | 細胞体(特にタンパク含有部)と血液や水分の凍結点の温度差を確認し、魚肉類の冷凍された部分と解凍された部分の境界面で細胞破壊により旨味成分を含む水分の流出(ドリップ)を防止する手段として、冷凍物に外部から振動を与えながら、ジュール加熱による解凍をすることにより、冷凍された部分と解凍された部分の境界面での収縮差が緩和されて細胞膜破壊を防ぐことができること、ジュール加熱と分子振動による発熱により解凍時間の短縮が図られること、さらに通電により病原菌が殺菌される。 |
技術概要 | 電磁振動発生部と金属製解凍板とからなる外部振動付与機の前記金属製解凍板上に被解凍対象の冷凍魚肉塊を載置し、ジュール熱を発生させるための通電用電源と金属製電極からなるジュール加熱機の前記金属製電極を冷凍魚肉塊の上部に載置し、冷凍魚肉塊の外部から振動を与え、同時に冷凍魚肉塊に通電してジュール加熱することを特徴とする冷凍魚貝肉類の解凍方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |